私達の考え方

バイオリンは音程をとるのが難しく、音程の狂いがわからないと弾けないと多くの人が思っています。
でもちょっと考えて!
曲を弾いているときに、音程が狂うとすぐお分かりになると思います。
という事は、音程の狂いが分からないのではなく、どこを押さえたら良いのかが分からないのです。
バイオリンは見た所フレットが無いのですが、ちゃんと存在しています。
ここで書くと長くなるので後はレッスンを受けて実感して下さい。(笑)
押さえるべき場所はだいたい決まっているので、ドならドの場所の上で決められた指が待っていれば良いのです。
いとも簡単に書きましたが、これがとても大変!
それとかわいい小指ですねー。
だいたい曲の中で小指が登場すると大きく音程が狂います。(生徒さんは指が届かない〜としかめっ面になります)。
そこで色々な教材を使って各指が自分の押さえるべき場所の上にいる事が出来る様にトレーニングを積んでいきます。
それが出来てくると違う曲を弾いた時、またはじめから音程をとりましょうという事が無くなるのです。だってドはドの位置、ソはソの位置に指がスタンバイしているのですから。
以上が音程のとり方に関する事でしょうか。

さて、声を大にして言いたいのですが、曲を弾く時の一番大事な事は正しくリズム・拍子をとる事、これが建物でいう土台にあたります。
いくら音程がピタリと正しく合っていてもリズムが狂っていたら曲にならないのです。
これはマストです!
ピアノはどちらかの手が伴奏にまわるので比較的リズムをとり易いのですが、単旋律の楽器はしっかり数えないと曲にならないのです。
歌も単旋律ですね。でも聴いていて余りリズムが狂ってるなーって感じられる人、少なくないですか?
歌は自分の体(喉)が楽器だからです。バイオリンの場合、右手で持っている弓がリズム・拍子を作っているのでなかなか思い通りにはなりません。
右手で持つ弓は大役を担っています。
リズム・拍子、音の大きい小さい、音色、すごいですよね、こんなに役目があるなんて。
左手の役目はただ一つ、正しく音程をとるだけ。
だから利き手である右手に弓を持たせているのでしょうね。
もし、左手で音程をとる方が難しいと思ったら、右手で音程をとる様にバイオリンは作られていたと思います。

ところで左手は個人でコツコツ練習するしかないのですが、右手は皆で一緒にリズムのとり方、動かし方等を楽しく練習する事が出来ます。(藤原が月一回のグループレッスンで指導します)
この様に、右手と左手を分けて考えていくと、曲の中で弾けない所が出てきた時、右手、左手どちらが出来てないんだろうかとハッキリ原因がわかって練習し易くなります。

これからバイオリンを習おうかなと考えていらっしゃる方、すでに習っていらっしゃる方、この考え方をぜひ参考にしてバイオリンを楽しんで人生のお伴にして頂ければ幸いです。